光学系測定パラメータ編集機能汎用ツールの開発
ご依頼頂いた装置メーカ様では、これまで、エンドユーザ毎のカスタマイズはソフト開発エンジニアが都度プログラムを開発して対応されていました。
カスタマイズされた画面をノンプログラムで自動生成出来る機能を付加したツールを開発することにより、ソフト開発エンジニア無しでツールの提供が可能となりました。
セールスポイント
1.入力画面を含むツールのカスタマイズを、ノンプログラムで対応可能にした
2.プロセス間通信にてEXCELマクロと連動することにより、ユーザが日常使い慣れたEXCELにて個別のシーケンスロジックを実装可能とした
【提示された課題】
装置メーカ様の光学系測定装置を用いてエンドユーザが評価を行う上で、どのような評価をどんな順番で行うか指示するツールは画面構成を含め、エンドユーザ毎に異なっており、エンドユーザの需要に応じ、都度、ソフト開発エンジニアがプログラムを開発して対応していました。
装置メーカ様の「標準化」に対する取り組みの中で、『本ツールをエンドユーザに提供する際に、ソフト開発エンジニアのプログラム開発を不要にしたい』旨のご要望を頂きました。
【問題解決までのアプローチ】
装置メーカ様のセールスエンジニアが利用することを前提に、使い慣れたEXCELシート上にパラメータを入力して頂くことで、ツールのカスタマイズが出来るようにしました。
画面設計ツールは別途用意せず、エンドユーザ提供用の実行モジュールを兼用し、設計モード起動時は格子状のゲージと再描画ボタンを追加表示させることで、実作業を行うエンジニアの機能性を重視したシンプルなつくりとしました。
装置メーカ様の他ツールと連携し拡張が可能なように、 .NET Framework上のプロセス間通信を提案し、EXCEL や PowerShell との連携も可能としました。
プロジェクト情報
ユーザ | 装置メーカ |
---|---|
開発期間 | 4か月 |
要素技術 |
.NET Framwark 構文解析 プロセス間通信 |
当社担当範囲 |
提案 設計 開発(ツール単体評価まで) |
デバイス |
Windows PC |