セールスポイント
1.従来の点検表をデータ化・一元管理で点検記録のトレースを容易に
2.スマートフォンアプリ+自動アップロード機能で現場の負荷を軽減
【開発経緯】
酸素濃縮装置の貸出・保守業務を行うA社様では、貸出先である医療機関や自宅療養中の方への点検報告書と機器管理を兼ねる複写式保守点検表を利用されています。
1台ごとに毎月実施する点検で蓄積された書類の中から特定のデータを捜す作業が、大きな負担となっていました。加えて、患者様の転院等によって保守業務が滞る事態もあるため、設置場所や点検実施状況も含めた一元管理システム開発のご要望を受けました。
【問題解決までのアプローチ】
従来の点検表を残したまま、担当者の負担を極力抑える形でのシステム管理方法を検討した結果、スマートフォンアプリの開発と、そのカメラ機能の利用で問題解決に繋がると考えました。
ご担当者が現場で点検表や機器情報を撮影する作業を追加するだけで、サーバで一括管理されたデータから欲しい情報の簡単検索を実現しました。
【特殊対応】
通信機能の無いスマートフォンに、特定ネットワークに接続した場合のみ社内サーバへ自動アップロードする機能を実装しました。サーバ側は、容易に貸出先ごとの情報追跡が行える仕組みです。
また、今後を見据え、予算を抑えた機能拡張が可能となるように構築しています。
プロジェクト情報
ユーザ | 総合商社様 |
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開発期間 | 4ヶ月 |
要素技術 | WindowsServer2019 ネイティブアプリ(Android) PHP(Laravel) MariaDB |
当社担当範囲 |
提案 設計 開発 インフラ構築 導入教育 運用保守 |
デバイス | カメラ機能付きAndroid端末 |